名古屋市の中心部、栄エリアに建設した地上14階建てのオフィスビルです。低層階には商業テナント、上層階にはオフィスフロアを配置したコンプレックス型の構造を採用しました。
発注者からは「10年後も古びないデザイン」というオーダーをいただき、流行に左右されないファサードデザインを追求。ガラスカーテンウォールとRC打放しを組み合わせた外装は、周辺の景観との調和を意識しています。
エントランスホールは天井高6mの吹き抜けとし、来訪者に開放感を与える空間に。各フロアの基準階は無柱空間を実現し、テナントのレイアウト自由度を最大化しました。
環境面ではCASBEE Aランクを取得。屋上緑化、高効率空調システム、LED照明の全面採用に加え、太陽光パネルによる自家発電設備を導入しています。
隣接するビルとの距離がわずか2mという制約の中、綿密な施工計画を策定。周辺への騒音・振動を最小限に抑えるため、低騒音型の建機を使用し、近隣住民への定期的な説明会も実施しました。
工期は着工から竣工まで18ヶ月。天候不良による遅延も発生しましたが、工程の最適化により予定通りの引き渡しを実現しています。