覚王山エリアの閑静な住宅街に建つ注文住宅です。施主は50代のご夫婦で、お子様が独立された後のセカンドライフを見据えた設計をご希望されました。
中庭を囲むコの字型プランを採用し、すべての居室から緑が見える住まいを実現。無垢材のフローリングと漆喰壁を多用した自然素材の空間は、四季の移ろいを感じながら穏やかに暮らせる住環境を提供します。
コの字型プランの中心に配した中庭は、プライバシーを確保しながら採光と通風を最大化する役割を果たしています。リビング・ダイニングは中庭に面した大開口を設け、内と外が一体となる空間構成としました。
2階には書斎とアトリエを配置し、ご夫婦それぞれの趣味の時間を大切にできる間取りに。主寝室からは覚王山の街並みを望むバルコニーを設けています。
無垢材のフローリングにはナラ材を採用し、職人による手鉋仕上げで木の温もりを最大限に引き出しました。漆喰壁は左官職人が3回塗りで仕上げ、独特の風合いと調湿効果を実現しています。
閑静な住宅街での施工のため、近隣への配慮を最優先に工程を管理。工期は2023年8月から2024年6月の約10ヶ月間、丁寧な手仕事を重ねて完成に至りました。