伏見駅から徒歩3分の好立地に建設した10階建てのオフィスビルです。1-2階には店舗・飲食テナント、3-10階にはオフィスフロアを配置した複合用途ビルとして計画しました。
各フロアは150㎡の整形無柱空間を確保し、テナントのニーズに応じたフレキシブルなオフィスレイアウトに対応。ファサードにはダブルスキンカーテンウォールを採用し、意匠性と省エネ性能を両立させています。
ダブルスキンカーテンウォールは、外装ガラスと内装ガラスの間に空気層を設けることで、夏季の日射熱を大幅にカット。冬季は空気層が断熱層として機能し、年間を通じた空調負荷の低減を実現しました。
低層階の店舗フロアは天井高3.5mを確保し、路面からの視認性を重視した大開口のファサードデザインに。オフィスフロアとの動線は完全に分離し、それぞれの利便性を損なわない計画としています。
都心部の狭小敷地での施工となったため、資材の搬入計画が大きな課題でした。夜間搬入を基本とし、タワークレーンの配置を最適化することで、周辺交通への影響を最小限に抑えています。
ダブルスキンカーテンウォールの施工では、外装ガラスと内装ガラスの取り付け精度が仕上がりに直結するため、レーザー測量による高精度な施工管理を実施。工期は2019年12月から2021年6月の約18ヶ月間で竣工しました。